「社員旅行の企画を任されてしまった…」 「マンネリ気味の社員旅行、今年は参加者に『最高だった!』と言わせたい!」

参加者全員が満足し、会社の目的にも沿った旅行を計画するのは、なかなかの大仕事ですよね。行き先選びに予算の確保、プランニングや手配…。考えるべきことは本当に山積みです。

この記事は、そんな九州での社員旅行を検討中のご担当者様に向けたものです。

最後まで読めば、自社にピッタリな九州の旅行先が見つかり、具体的なプランと予算感が掴めます。そして、参加者から「今年の幹事はすごい!」と絶賛される、記憶に残る旅行を企画するためのヒントが手に入ります。

ぜひ、貴社の素晴らしいチーム作りの一助としてご活用ください。

▼この記事を読むと分かること

  • 社員旅行の行き先に「九州」が選ばれる理由と各県の魅力
  • 会社の目的に合った「九州7県」の選び方とプランニングのコツ
  • 成果を最大化する「モデルプラン」と宮崎シーガイアの活用法

社員旅行に「九州」が選ばれる理由

数ある観光地の中で、なぜ今、社員旅行の行き先として九州がこれほどまでに人気なのでしょうか。その理由は、企業イベントに求められる多様なニーズに応えられる、圧倒的なポテンシャルの高さにあります。

多彩な「食」と「癒し」の宝庫

九州の最大の魅力は、何と言っても「食」の豊かさです。博多のもつ鍋やラーメン、長崎の卓袱料理、熊本の馬刺し、宮崎のチキン南蛮など、各県に自慢のご当地グルメが目白押し。

新鮮な海の幸、山の幸を囲んでの宴会は、社員同士のコミュニケーションを円滑にし、最高の思い出となるでしょう。 また、別府や湯布院、黒川温泉、指宿温泉など、日本を代表する温泉地が点在しているのも大きな魅力。

雄大な自然の中で心身ともにリフレッシュすれば、日々の業務の疲れも吹き飛びます。

歴史、自然、文化が織りなす多様な体験

九州は、日本の歴史や文化を語る上で欠かせない土地です。長崎の異国情緒あふれる街並み、鹿児島の明治維新の息吹、宮崎の神話の舞台など、知的好奇心を満たすスポットが満載。

また、阿蘇の雄大なカルデラや、桜島の噴煙、高千穂の渓谷美など、心を揺さぶる大自然も体感できます。 こうした多様な選択肢があるため、「歴史探訪」「自然満喫」「グルメ旅」など、社員の年齢層や興味に合わせたテーマ設定がしやすいのが特徴です。

チームの一体感を高めるアクティビティが充実

温暖な気候と豊かな自然に恵まれた九州は、チームビルディングに最適なアクティビティの宝庫でもあります。ゴルフやサイクリング、トレッキングはもちろん、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)などのマリンスポーツも楽しめます。

共通の目標に向かって汗を流す体験は、部署や役職を超えた一体感を生み出し、組織の結束力を高める絶好の機会となるでしょう。

アクセスの良さと周遊のしやすさ

九州には福岡空港をはじめ、各県に空港があり、東京や大阪からのアクセスも良好です。また、九州新幹線や高速道路網が整備されているため、県をまたいだ周遊プランも比較的立てやすいのがメリット。

1泊2日でも、複数の魅力を組み合わせた充実のプランニングが可能です。

【県別】九州社員旅行におすすめのエリアと魅力

「九州がいいのは分かったけど、具体的にどの県がいいの?」という幹事様のために、各県の特色と、どんな企業におすすめかをご紹介します。

福岡県:活気とグルメ、ビジネスの拠点

九州の玄関口であり、食・観光・ショッピングのすべてが揃うエネルギッシュな県です。「博多どんたく」や「博多祇園山笠」などのお祭りも有名。

ここが魅力!もつ鍋、水炊き、豚骨ラーメン、屋台文化、太宰府天満宮、糸島の絶景
こんな企業におすすめ若手社員が多く、トレンドに敏感でアクティブな旅行を好む企業。

宮崎県:南国リゾートと神話のふるさと

温暖な気候と美しい海岸線が続く、南国情緒あふれるエリア。天照大神(あまてらすおおみかみ)にまつわる神話の舞台としても知られています。

ここが魅力!チキン南蛮、宮崎牛、高千穂峡、青島神社、サンメッセ日南、フェニックス・シーガイア・リゾート
こんな企業におすすめリゾート空間で非日常を味わいながら、チームビルディング研修やアクティビティを組み込みたい企業。

長崎県:歴史と文化が薫る異国情緒

古くから海外との交流拠点として栄え、独特の文化を育んできた長崎。平和学習の場としても、唯一無二の価値を持つエリアです。

ここが魅力!長崎ちゃんぽん、卓袱料理、グラバー園、大浦天主堂、軍艦島、美しい夜景
こんな企業におすすめ歴史や文化に触れ、学びのある落ち着いた旅行を企画したい企業。

熊本県:復興の力強さと阿蘇の大自然

熊本地震からの復興が進む熊本城と、世界有数のカルデラを誇る阿蘇山がシンボル。大自然の恵みと、人々の力強さを感じられる場所です。

ここが魅力!馬刺し、あか牛、熊本城、阿蘇山、黒川温泉
こんな企業におすすめ社会貢献や復興応援に関心があり、雄大な自然の中でリフレッシュしたい企業。

大分県:日本一の「温泉県」で癒しを追求

別府温泉や由布院温泉など、全国的に有名な温泉地が集まる「温泉県」。源泉数、湧出量ともに日本一を誇ります。アートの街としても注目されています。

ここが魅力!関あじ・関さば、とり天、別府の地獄めぐり、由布院の街並み、温泉
こんな企業におすすめ社員の年齢層が幅広く、温泉でゆっくりと日頃の疲れを癒したい企業。

鹿児島県:雄大な自然と維新の息吹

今なお活動を続ける桜島と、世界遺産の屋久島が象徴する、ダイナミックな自然が魅力。西郷隆盛など、明治維新の偉人を多く輩出した歴史の地でもあります。

ここが魅力!黒豚、きびなご、さつま揚げ、桜島、仙巌園、指宿の砂むし温泉
こんな企業におすすめ大自然のパワーを感じ、歴史に触れることで新たな活力を得たい企業。

佐賀県:静寂と伝統文化に触れる

有田焼や伊万里焼といった焼き物の里として有名。吉野ヶ里遺跡など古代のロマンを感じるスポットや、嬉野温泉など、落ち着いた魅力を持つ県です。

ここが魅力!佐賀牛、呼子のイカ、有田・伊万里の窯元めぐり、吉野ヶ里歴史公園、嬉野温泉
こんな企業におすすめ華やかさよりも、日本の伝統文化や歴史にじっくりと触れる、落ち着いた旅行を好む企業。

九州社員旅行の1泊2日の予算と費用相場

社員旅行のプランニングで、まず最初に押さえておくべきなのが「予算」です。ここでは、九州での1泊2日旅行にかかるリアルな費用感と、予算を賢く抑えるためのポイントを具体的に解説します。

1人あたりの予算目安は「5万円~8万円」

九州での1泊2日の社員旅行の場合、1人あたりの予算は5万円~8万円程度が一般的な相場です。

ただし、この金額は東京や大阪など、飛行機を利用するエリアから出発する場合の目安であり、出発地や旅行のグレード、内容によって大きく変動します。

<具体的な予算の内訳と目安>

予算を立てる際は、以下の内訳を参考に、自社の希望に合わせて金額を調整してみてください。

  • 交通費(往復):20,000円~40,000円

最も大きな割合を占める費用です。LCCの利用や早期予約で変動します。

  • 宿泊費:15,000円~25,000円

夕食の宴会費と朝食代を含んだ1泊2食付きの料金が一般的です。

  • 現地交通費(貸切バスなど):5,000円~8,000円

参加人数で割るため、人数が多いほど1人あたりの負担は減ります。

  • 昼食代(2日分):3,000円~5,000円

ご当地グルメを楽しむか、手軽に済ませるかで調整が可能です。

  • 観光・アクティビティ費:3,000円~10,000円

有料施設の入場料や、チームビルディングのアクティビティ費用などです。

  • その他(諸経費):

旅行保険や、万が一のための予備費も若干見込んでおくと安心です。

少しでも予算を抑えるコツ

予算は抑えるに越したことはありません。ここでは、3つの節約のコツをご紹介します。

飛行機の「早期割引」を最大限に活用する

航空券は、搭乗日の2~3ヶ月前に予約することで「早割」が適用され、通常料金より大幅に安く購入できます。日程が固まり次第、すぐに押さえるのが鉄則です。

「旅行会社の団体プラン」を検討する

個人で手配するよりも、旅行会社が提供する団体向けのパッケージプランを利用する方が、トータルで費用を抑えられるケースが多いです。交通と宿泊がセットになっているため、幹事様の手配の手間が省けるという大きなメリットもあります。

旅行の「オフシーズン」を狙う

年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙4期を避けるだけで、旅行費用は大きく下がります。観光地も比較的空いているため、ゆったりと旅行を楽しめるという利点もあります。

九州社員旅行におすすめの時期と注意点

旅行の満足度を大きく左右する「時期選び」。九州の魅力を最大限に味わえるベストシーズンと、各季節のメリット・注意点をご紹介します。

狙い目は春(4月~5月)と秋(10月~11月)のベストシーズン

気候が安定していて過ごしやすい春と秋は、文句なしのベストシーズンです。

▼春(4月~5月)

桜やツツジ、ネモフィラなど、各地で花々が咲き誇り、九州が最も華やかになる季節。暑すぎず寒すぎない気候は、屋外での観光やアクティビティにも最適です。ただし、ゴールデンウィーク期間はどこも大変混雑し、料金も高騰するため避けるのが無難です。

▼秋(10月~11月)

穏やかな晴天の日が多く、紅葉が美しい季節。カツオや伊勢海老、新米など「食欲の秋」を彩る旬の味覚が豊富なのも魅力。気候・グルメともに充実した旅行が期待できます。

夏と冬のメリット・注意点

ベストシーズンを外した夏や冬にも、それぞれに魅力と注意点があります。

▼夏(7月~8月)

宮崎や長崎の海でマリンスポーツを楽しんだり、阿蘇の高原で涼んだりと、夏ならではの楽しみ方ができます。一方で、台風シーズンと重なるため、フライトの欠航リスクやプラン変更の可能性を考慮しておく必要があります。また、厳しい暑さへの対策も不可欠です。

▼冬(12月~2月)

なんといっても温泉が最高の季節。別府や黒川、指宿などでゆっくりと体を温める「癒やしの旅」に最適です。フグやカニといった冬の味覚も楽しめ、旅行費用も比較的抑えやすい時期です。

ただし、北部や山間部では積雪や路面凍結の恐れがあるため、交通情報を事前に確認しておきましょう。

1泊2日の九州社員旅行のおすすめモデルプラン

ここからは、幹事様がすぐにでも企画書に落とし込めるよう、各県の魅力を凝縮した1泊2日のモデルプランをご紹介します。特に、本記事がイチオシする宮崎での「チームビルディング」を組み込んだプランは必見です。

【福岡】博多グルメと糸島の絶景を満喫プラン

活気あふれる福岡の中心地と、近年人気急上昇中のリゾートエリア・糸島を組み合わせた、トレンド感満載のプランです。

1日目

11:00福岡空港到着、貸切バスで移動
12:00博多の料亭で名物「水炊き」の昼食
14:00学問の神様「太宰府天満宮」を参拝
16:00「糸島」へ移動。夫婦岩(桜井二見ヶ浦)など絶景スポットで記念撮影
18:00 博多市内のホテルにチェックイン
19:30中洲エリアへ。本場の「もつ鍋」を囲んで宴会。二次会は屋台巡りもおすすめ

2日目

09:00ホテルを出発
10:00「柳川」で名物の川下り体験。船頭さんの話に耳を傾けながら、ゆったりとした時間を共有。
12:30昼食は柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」
15:00福岡空港到着、お土産購入
16:00福岡空港出発

【長崎】歴史探訪と1,000万ドルの夜景プラン

日本の近代化を支え、独自の文化を育んだ長崎の歴史に触れる、知的好奇心を満たすプラン。美しい夜景が旅をロマンチックに彩ります。

1日目

10:00 長崎空港到着、貸切バスで移動
11:00 「平和公園」「原爆資料館」を見学。平和の尊さを学ぶ貴重な時間。
13:00 昼食は本場「長崎ちゃんぽん」
14:30 「大浦天主堂」「グラバー園」を散策。異国情緒あふれる街並みを楽しむ。
17:30 長崎市内のホテルにチェックイン
18:30 ロープウェイで「稲佐山」へ。世界新三大夜景に認定された絶景を鑑賞。
20:00 長崎の伝統「卓袱(しっぽく)料理」で宴会。大皿を囲み自然と会話が弾みます。

2日目

09:00 ホテルを出発し、「軍艦島(端島)」上陸クルーズへ。日本の産業革命を支えた島の歴史に圧倒される。
13:00 長崎港周辺で新鮮な海鮮の昼食
14:30 鎖国時代の窓口「出島」を見学
16:30 長崎空港到着、お土産購入
17:30 長崎空港出発

【宮崎】シーガイアで絆を深める!観光&チームビルディング充実プラン

本記事で最もおすすめしたいのが、このプランです。 南国リゾート「フェニックス・シーガイア・リゾート」を拠点に、観光とチームビルディングを融合。ただの旅行では終わらない、組織の成長につながる体験がここにあります。

社員旅行のコンセプトは「共有体験を通じて相互理解を深め、チームの結束力を飛躍的に高める。」

プラン例を見てみましょう。ぜひご参考にしてみてください。

1日目

11:00 宮崎ブーゲンビリア空港到着。南国の空気に気分も高まります。
12:00 「青島神社」へ。神話の舞台と奇岩「鬼の洗濯板」の絶景を散策。
13:30 青島周辺で名物「海幸彦・山幸彦」にちなんだ海鮮料理の昼食。
15:00 「フェニックス・シーガイア・リゾート」にチェックイン。
15:30 【チームビルディング研修】広大な黒松林を活かしたサイクリングラリーや、セグウェイ体験。普段とは違う環境での共同作業が、新たな一面を引き出します。
19:00 リゾート内の宴会場で、宮崎の豊かな食材をふんだんに使った会席料理で盛大に宴会。一日の活動のムービーを流すサプライズなども効果的です。

2日目

08:00 シェラトンの絶景レストランで朝食ビュッフェ。
10:00 断崖絶壁の洞窟に本殿が鎮座する「鵜戸神宮」へ。願いを込めて「運玉」投げに挑戦すれば、チーム全体で盛り上がること間違いなし。
12:30 「サンメッセ日南」へ。青い海と空をバックに並ぶモアイ像は圧巻の光景。全員でユニークな記念撮影を。
13:30 日南海岸沿いのレストランで昼食。名物のカツオ料理もおすすめです。
16:00 宮崎空港到着。旅の思い出を語り合いながらお土産選び。
17:00 宮崎空港出発。

チームビルディングにも最適!宮崎シーガイアの魅力

なぜ、宮崎プランでここまで「フェニックス・シーガイア・リゾート」をおすすめするのか。それは、この場所が社員旅行の目的を達成するためのあらゆる要素を備えた「戦略的拠点」だからです。

その理由を3つに絞ると、以下のとおりです。

研修から遊びまでここだけで完結する一体型リゾート

広大な敷地内に、宿泊施設、レストラン、宴会・会議場、ゴルフコース、温泉、アクティビティ施設がすべて揃っています。

これにより、移動時間を大幅に削減でき、限られた時間を最大限に有効活用できます。

「午前は会議室で研修、午後はゴルフでチームビルディング、夜はそのまま宴会場へ」といったシームレスなプランニングが可能です。幹事様の手配の手間が省けるのも大きなメリットです。

目的で選べる宿泊・研修・リフレッシュ施設

宮崎シーガイアの魅力は、あらゆる要望に応えられる施設の多様性とクオリティの高さにあります。

宿泊は、太平洋を一望するラグジュアリーホテルからグループ向けのコンドミニアムまで、目的や予算に合わせて選択可能。大小様々な会議室は設備も万全で、本格的な研修にもしっかり対応できます。

さらに、研修後には世界水準のゴルフコースやプール・天然温泉など敷地内にある様々な施設でリフレッシュができます。このように上質な「宿泊・研修・癒やし」が揃うことで、仕事のオンとオフを両立させ、参加者全員の満足度を最大化できるのです。

絆を深めるための特別な体験ができる

宮崎シーガイアの価値は、充実した施設だけでなく、その非日常的なロケーションが生み出す“特別な体験”にこそあります。

太平洋を望むビーチヨガや、広大な松林でのサイクリングは、参加者の心を自然と開放的にし、チームの空気を和らげます。

夜には焚き火を囲んで、普段は言えない本音を語り合う。そして、宮崎の豊かな食材を活かした感動的な食事が、社員への最高の労いとなるでしょう。このように、宮崎シーガイアでの時間は、自然とチームの絆を深める特別な仕掛けに満ちています。

「慰安」と「研修」を高いレベルで両立させ、参加者の満足度とエンゲージメントを最大化する。それが、宮崎シーガイアでの社員旅行がもたらす最大の価値なのです。

九州での社員旅行なら宮崎シーガイアへ

ここまでご紹介したように、宮崎シーガイアには研修、アクティビティ、上質な宿泊と食事がすべて揃っており、最高のチームビルディングを実現するための最高の舞台が整っています。

企画を考え始めたばかりの、報収集の段階でも大歓迎です。 ある程度プランは固まっているけれど、チームビルディングのアイデアだけ欲しい、といったご相談ももちろん承ります。

最高のチームを作るための第一歩を、私たちが全力でお手伝いします。 まずはお気軽に、貴社のご要望やイメージをお聞かせください。

執筆者: フェニックス・シーガイア・リゾートMICE編集部

企業の会議・研修・表彰旅行などのMICE開催を支援する専門チーム。宮崎の魅力や最適な会場選びの情報を発信しています。